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ゲームを使った「最新版」お金の授業
ゲームを使った「最新版」お金の授業
  • お金の授業「Money Poker」のオンライン化 日本工業大学の3年生達が作った最優秀システムがついに発表!!

    【日本工業大学におけるオンライン開発の経緯】

    現在「Gトレ」はすべてのゲームが対面式のカードゲームとなっています。昨今はWithコロナが進んできて、感染対策を行った上で対面実施を行うことが増えていますが、それでもGIGAスクール構想(1人1台の端末環境)の進展や遠方の学校での実施などでオンライン化が熱望されていました。

    そんな中、春日部市で実施している「かすかべSDGsパートナーズ(https://www.city.kasukabe.lg.jp/soshikikarasagasu/seisakuka/gyomuannai/14/8/5482.html)」で縁がありました日本工業大学(〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1:https://www.nit.ac.jp/)がこの「Money Poker」の開発に乗り出してくれることになりました。

     

    日本工業大学でのオンライン開発についての詳細はこちら

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000068538.html

     

    「Money Poker」をはじめとした「Gトレ」は教育ゲームです。ただ開発するだけではつまらない。それなら「Money Poker」そのものを授業の題材にしよう!!と考えて、3年生が行うシステム開発実習の題材としてスタートしたオンライン開発。3年生の精鋭12名が3つのチームに分かれてオンライン開発が行われました。

    7月に行われたコンセプト報告、12月の中間報告に続き、1月に最終報告会が行われました。我々FPalも今回のプロジェクトは、期待も高くやる気満々。7月のコンセプト報告会では学生の皆さんから意欲的な質問がたくさん出たり、12月の中間報告ではFPalから「あんなことも、こんなこともできたら」と注文をたくさん追加したりしながら、待ちに待った最終報告会でした。3チーム共に我々の想像を超える特徴のある素晴らしい出来となりました。

     

    オンライン開発を行ってくれた精鋭のメンバー達とプレイ画面

    1班 山近卓也さん、坪井太一さん、中澤有将さん、吉田智紀さん

     

     

     

     

    2班 押尾海斗さん、大高壮真さん、日野智仁さん、松下智二郎さん

     

     

     

     

     

    3班 横井港大さん、金谷葵さん、長谷部丈人さん、山内一樹さん

     

     

     

     

     

    各チーム、それぞれ独自の特徴を備え、甲乙つけがたい出来でした。

    1班は、我々のGトレのコンセプトを忠実に再現してくれており、ゲームとしての作りこみも出来ていて、クオリティーがとても高い。中でも特によかったのは「理想のお金の使い方」を検討するリフレクションのフェーズ。また管理者画面も用意されており、かゆい所にも手が届く内容となっていました。

     

    2班は、Unityを使っているためグラフィックが豪華で、まるでカードゲームを実際にプレイしている体感できるような出来。アプリ単体で完結する点はアプリ版としての活用の可能性を感じる出来となっていました。

     

    3班の特徴は、対戦者の手札を見ながらできるところ。対戦式の麻雀ゲームのようにまるで対戦相手と同じテーブルの座っているかのような臨場感。自然とメンバー間の会話が促進されるような出来となっていました。

     

    各チーム、素晴らしい出来でしたが、FPalが選んだ最優秀賞は・・・

     

     

    「1班」です!!

     

     

    理由は、一番授業として実施するイメージが出来やすかった点です。「Gトレ」はただゲームを行うだけでなく、ゲームの後にメンバー間で自分の考えを共有するリフレクションやファイナンシャル・プランナーが行うレクチャーを含めた体験型の授業です。授業として実施することを考えたシステム構成が我々の心を打ち抜きました!!

     

    ここで1班メンバーをご紹介します!

    ・山近卓也 (要件定義、デザイン、データベース担当:データベース担当リーダー)

    このような機会が貴重かつ携われることは幸運であることを感じ、改めてとてもうれしく感じています。この開発を通じて技術面の知識だけでなく、将来私たちがどのような流れでどんな仕事を行うのか想像することが出来ました。この経験は現在行っている就職活動の助けになっています。今後は卒業研究に力を入れていきますが、今回学んだ知識を活かし、将来を意識しながら取り組んでいきたいです。ありがとうございました。

    ・坪井太一 (要件定義、デザイン担当:デザイン担当リーダー)

    私は、カードのサイズを均等にする作業や役表を見やすく作り直す作業を主に行いました。この制作を開始した当初は、実際に使用できるまで完成させることができるか不安に思うこともありましたが。最後までグループ内で力を合わせ作業することで、実際に動作し利用することができるゲームを制作することができました。とても楽しい1年間を過ごせたと感じています。ありがとうございました。

    ・中澤有将 (開発、要件定義担当:要件定義リーダー)

    今回、初の試みということで懸念点も多々ありましたが、無事に作り終えることができ、大変嬉しく思います。プロジェクトを進めていく上で、試行錯誤を繰り返し、最後までやり切ることは容易ではありませんでした。しかし、懸命に取り組み続けたことや仲間と力を合わせたことが、完成へと繋げられた大きな要因であると強く感じます。そして、この経験を更なる成長への糧にしたいと思います。大変貴重なお時間を頂けたこと、改めてお礼申し上げます。

    ・吉田智紀 (開発、データベース担当:開発担当リーダー)

    初めはどのように作ればいいのか全く分かりませんでした。ですが、大学で学んできたことの中にヒントとなるものたくさんあり、それらをつなぎ合わせることができたことで、システムの構築までできたのだと思います。大変貴重な経験をありがとうございました。

     

    開発に関わった担当の先生:勝間田先生のコメント

    今回のシステム開発を担当した学生12名は、システム開発に必要な知識や技術を学生自らが調べて開発に取組む実習授業の履修者です。FPalの方々には、この授業の特色を理解して頂き、企画段階から成果報告まで各チームの特徴を評価して頂きました。学生たちには、この開発経験を次のステージで役立てて欲しいと思います。

     

    今回、日本工業大学と行った「教育ゲームのオンライン化を実習題材として活用する取組」は大成功だったと思います。学生達の生き生きとした顔、やり切った充実感、堂々とした発表、どれもが学生達にとっても、我々FPalにとっても新しい学びとなりました。

    今後も日本工業大学と実用化に向けて、開発を続けていくことになっています。また新しい学生達と一緒にできることを楽しみです!!

     

    【都道府県の出張授業として登録】

    Gトレは、都道府県と連携して下記の出張授業としても登録しています。

    ご興味のある学校関係者の皆さんはチェックを!!

     

    埼玉県 :越境×探究!未来共創プロジェクト

    https://www.pref.saitama.lg.jp/f2215/win-win/ekkyou-kyouikupro.html#okanekyouiku

    神奈川県:企業等による教育プログラム提供事業

    https://www.pref.kanagawa.jp/docs/gt2/doyoubi.html

    東京都 :都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業

    ※一般向けは非公開

     

お問い合わせはLINE・メールにて

「Gトレ」は、ゲーミフィケーションを応用した
アクティブラーニング型のゲーム研修です。

ゲーム中心の研修のため、

・誰でも参加しやすく、
・楽しみながら、自ら気付き、
・学びが深く、記憶の定着率が高い

ことが特徴です。

ご興味のある方は、気軽にお問合せください。
オンライン面談やご訪問も可能です。